メタデータ

「メタデータ」は、まるで掴みどころのない魚のようなものとよく言われます。メタデータを「データのためのデータ」と定義する人もいますが、これもわかったようでよく分かりません。辞書サイトの解説を参考に見てみましょう。メタデータは、『あるデータの一面(若しくは複数の側面)についての情報を提供するもの』と定義されています。例として「データの作成方法」、「データの目的」、「データ作成の日時」、「データのクリエータまたは作者」、「データが作成されたコンピューターネットワークのロケーション」、「使用された標準」などが挙げられます。ディジタルイメージで言えば、画像のサイズ、色深度、解像度、画像が作製された日時などを説明したメタデータが含まれている。テキストドキュメントのメタデータでは、ドキュメントの長さ、著者、ドキュメントが書かれた日時、簡単なサマリーについての情報が含まれている。メタタグが使われるのは、他のコンテンツオブジェクトを描写するためです。ドキュメント、ページ、画像、ソフトウェア、ビデオファイルやオーデイオファイルなどのナビゲーションと検索を向上させることが目的です。簡単な例として、HTMLの<meta>タグにおけるkeywords属性があります。これはたくさんのWebサイトで使われてきたもので、作者は自由に言葉や文章を入力し、コンテンツについて書くことができます。今日、多くの企業はもっと洗練されたやり方でメタタグを使っています。メタデータで動く動的なサイトは、分散型オーサリングとパワフルなナビゲーションをサポートしますが、こうしたサイト作成の手段としてコンテンツマネジメントソフトウェアと制限語彙が使われているのです。

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