情報アーキテクチャという技術

情報アーキテクチャの流れを見てみよう。まず、材料となる情報そのもの(コンテンツ)があるとする。コンテンツは、わかりやすくするた めに図版をつける必要もあるだろうし、読みやすくするために複数ページに分ける必要もあるだろう。この段階で考えないといけないこ とは、コンテンツの構造ということになる。この構造ひとつをとりあえず完成形のコンテンツとし、これらの一 覧をまとめたものがコンテンツリストと呼ばれるものになる。 コンテンツリストをつくる際、それぞれのコンテンツを指すための名前が必要になってくる。これをラベリングと呼ぶ。 ラベリングは、たとえば他のページからあるコンテンツにリンクする 際の呼び名として使われたり、メニューの名称などに使われたりする。 また、情報を管理するために、情報に関する情報も必要になる。こ れをメタデータというが、たとえばその情報がいつ作成されたか、作成者は誰か、概要はなにか、などである。 さて、情報自体がそろってきたところで、情報をどう伝えたらいいか を考える必要が出てくる。もっともオーソド‘ックスな手法はあいうえお 順に情報をひたすら並べるというものだが、さすがにそれをそのまま Webに公開するわけにはいかない。ということで必要になってくるの がサイト構造である。サイトの構造は、ディレクトリ とリンクによる結びつきで成り立って いる。カテゴリ分けしたとおりにサイトの精造を決めるだけなら簡単だが、どんな利用者が利用するのかについて仮説立でした上で、仮定された利用者像(ぺルソナともいわれる・次項参照)が利用しやすいサイト構造にしようと考えれば時聞が非常にかかる。Webサイトを最終アウトプットの形にするためには、個々のページ にどういうナビゲーションが必要になってくるかという点についても重 要だ。 Webサイト全体で使われるグ口ーパルなナピゲーション、個々 のカテゴリー内で使用されるローカルナビゲーション、そして、コンテ ンツの文脈に沿って登場するリンクやボタンなどのコンテキストナビゲーションといった要素をつなげれば、 Webサイトの完成となる。

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